北は寒いですね。というか氷でテッカテカ! 足元が滑りやすい! 嫁様が転倒して本人や次男がダメージ受けたりとか…ないよな…などと、ふと職場でも心配してしまいます。
で。いわゆる「小慢」 の更新申請お願いしまーす、と区役所からお手紙がありました。あー、もうそんなに経ったのか。あんときはNICUでなぁ。そんで教育入院や退院やら、いろいろあった…それはまぁいいわ。
とりあえず更新申請した話と、ちょっとブコメが多かった増田に関して、自分の体験を絡めまして。
「書類の書けない成人たち」という、増田の話
結構にぎわってましたね。
まぁ、ありそうだなぁという。そもそも福祉制度とか、かなりややこしいですよね。公務員さんも大変でしょうね…。
実際、書類は難しいのか?
そんじゃ、難しいと思われる部類の。新生児糖尿病(+ ダウン症)で小児慢性特定疾病医療費支給認定の更新がどうなるかってところを書いてみます。
初回はどうしてた?
オレは難しいと思ってなかったみたいですね…。まぁMSWがちゃんとお膳立てしてくれるし、窓口の方も親切。 まぁ正直、今回も窓口行って書くだけなので…じゃなく! どんだけの手数なんだと、なに準備したのかとか、洗い出しましょう。
まず、提出した書類
自分は窓口に行って確認しつつ書きました。
っていうか郵送された書類だけでは足りなかったので、返送したところでどのみち出向くことになったでしょう。
1. 小児慢性特定疾病 医療意見書(継続申請用)
これは医師に書いてもらう必要があるので、病院のソーシャルワーカーか主治医に相談して書いてもらってください。時間もかかるので、その辺は調整してください。書類代もかかるかな。
2. 小児慢性特定疾病医療費支給認定申請書
申請書です。初回申請と記載が異なる可能性があるので 窓口で確認したほうが確実ですかね。
3. 世帯調書
世帯全員の生年月日とマイナンバーを書くので、通知書を撮影しておくなり、カードを持っていくなり、メモしとくとかで、対応します。
4. 所得証明書
役場でもらえる。
札幌市だと「小児慢性特定云々の申請で使うのですが…」と言ったり書いたりすると、無料になった。
5. 重症患者認定申請書
自己負担限度額が変わる申請…だった気がします。たしか次の 6 に関連していたような。
6. 医療費申告書(小児慢性特定疾病)
10割負担で今まで月ごとにいくら医療費かかった? っていうのを積んでいくだけなんですけど、なかなかこう、めんどくさい。担当してくれた方は、オレが書類を書いている間に電卓叩いて、全部計算してくれてました! これはプロだわ…ってマジで思った。
7. 小児慢性特定疾病に係る医療費助成申請における医療意見書の研究等への利用についての同意書
題目のとおりですね。拒否できるかどうかはわかりません。私は協力しますが…。
8. 医療保険上の所得区分に関する医療保険者からの報告への同意書
これも題目のとおりですね。拒否できるかどうかはわかりません。私は協力しますが…。
まぁ
難しいわw 初回より増えてるし…。重量級の書類は、窓口行くのが確実ッスねー。
窓口に行く前の準備しよう
窓口へ行きますか? おっしゃ、そうなれば持ち物と準備がすべて! 往訪は1回で済ませたい!
(他自治体では違うかもしれません…それはなんとも言えない…)
朗らかに行きましょうね
ヨシ!
(役所って怒声や奇声が聞こえることありますよね…老若男女問わず、たまーに…)
郵送された封筒と書類一式
一応持っていきましょう。 窓口(忘れた || わからん)時でも「こんなん届いたんですけど…」と言えば、だれか誘導してくれるさ。
小児慢性特定疾病医療受給者証
必須。
小児慢性特定疾病医療費 自己負担上限額管理表
必須。
医師の書類
先ほど書いた意見書ですね。既定のフォーマットがあるので、それに則って書いてもらい、ゲットしておきます。
所得証明書
役所で先にとっておくとよい。
加入者と子の保険証
必須かな。
世帯全員のマイナンバー
必須。
世帯全員の番号を書くことになるので 通知書/カードを全員分撮影しとくとか、持っていくとか、メモるとか。あとはそこだけ先に書いておくか。
印鑑
必須。
母子手帳
一応持ってこう。
障害などの手帳
取得してるなら、一応持ってこう。
お薬手帳
一応。
準備だけでもすげぇ数
こう洗い出してみると、わりとありますね…。
まぁ「全部持ってくか! 知らんけど!」って感じでいけば、窓口の人も困らないかもしれません。(まとめて紛失したら失神するレベルのなので、それだけは気を付けて…)
提出したら複写をもらってく
会社員や自営業であれば当然かもですけど、コピーをもらっておきましょう。
- 提出した証拠、記録
- 何を申請して、何が通って、結果どうなっているのか、というステータスの確認のため
- 翌年度の記載参考のため
って感じに役に立ちます。
「すんません、これ全部コピーください」「この書類、複写お願いします」とか何とか言えばやってくれるので、大丈夫!
書類、やっぱ難しいな…
(我が家はイレギュラーケースではありますが)役所の書類はややこしいですねぇ…。
自分としては、過去に当初賦課とか自治体系のシステムに関わってたし、難しさは少しだけ理解できる。増田の「ともかく来てくれれば…!」と思うのもわかる。難しいなら聞いてくれって、超わかる。
でも申請側からするとさ。勇気出して行ったら「該当しなかった」「申請が通らなかった」というインパクトもかなり大きいんですよね。ちょっと怖い。役所に行って違うって言われたら、もう次がないじゃない? ってなる感じ。だから怖くて先送りする。なんかそういうの、あるんじゃねぇかな…。