新生児糖尿病日誌

新生児糖尿病(+ ダウン症)の育児記録です。

検査・診断・治療については、必ず医師に相談してください。

さよなら ベビースケール

なんか緩い話。

お盆が過ぎて涼しくなったか北海道。そう思ってたころ、札幌では月イチ、燃えないゴミの日近くでした。燃えないゴミはチャンスが少ないぞ! なんか捨てるもんないかー!? と漁っていたところにでてきたのが、乳児の体重計。

f:id:yagari:20210908233409p:plain
発掘

オイオイなつかしいな。

サイトをご覧の通り、スーパー高機能です。センサーがかなり過敏なので、扱いは多少コツがいる。 今は離乳食ですっかり使わなくなったが「そういえば、こんなん使ってたねー」と、夫婦で思い出したり。

当時は

おー、やっぱ記録してたか。
実際に飲んだ母乳量がわからないとボーラスできないから 精密な体重計は新生児糖尿病には必須 です。 訪問の保健師さんも同じのを使ってたな。記事読んで思い出した。

捨てるのもったいなくね?

ゴミの話だったね。もうほぼ確実に使わないので、こりゃ燃えないゴミか… いやいや、もったいくない!? だって、当時はレンタルするかどうかで悩んだ くらいだったし。メルカリ? あー、まぁITエンジニア的にはちょっとまぁ、思うとこあるじゃん? ゲフンゲフン。

それだったら、どっかに寄付っぽいことができれば?と考えたり。そもそも授乳量計測までできる機種使うのは、困ってる家庭が多いだろうから…。

「寄贈」に世話になったぶん、「お返し」できねぇか?

NICUとか児相とか施設とか行くとちょいちょい見るのが「**さま 寄贈」というシールが貼られたオモチャや絵本。うちも何度も使わせてもらっている。誰か出してるんだろうなぁ、殊勝だなぁ…といつも感じていた。

ふむ。じゃあこのベビースケールも、そう使えばいいのではないか? と思い立ちます。

声を上げるのも結構、度胸がいる

とはいえ「余ってるけど、使いませんか?」というのは結構、気合がいると思う。別にプレゼントではないのだけれど「今は必要ないです」と言われる可能性を考えると、ちょっとショックですよね。無理に受け取られるのも、それはそれでショック。性格もありましょうけど、自分からアクションを起こす難しさですね。

声を上げてみたら、返ってきた

うーん…と考えて。そもそも使いそうなところ、ベビースケールの予備があっても困らなさそうなところ…。自分の友人は違うか。長男の子ども園も違いそう。だったら難病連や小鳩会や相談室や整肢園…というあたり?

んじゃ、まずは乳幼児とつながりが広そうなところ。お世話になった相談室の方に連絡してみる。すると

「体重に気をつかう子がいるので、譲ってくれると助かります!」

とのご返答が。
ほーん! 自分から言ってみるものだなぁ…。「何が必要か」「何を出せるか」って、なかなかわかんないよね…。お互いが率直に声を出し・素直に聞くという難しさというか、なんつーか。

というわけで、旅立て! ベビースケール!

まぁいろいろだが。譲るのが決まったんだから、難しいこと抜き! とりあえずメンテに集中しよ?

動作確認と清掃・アルコール消毒を行ってから、梱包、譲渡ですね。
今までありがとよ。さて次はどんな子を載せるのか? まだまだがんばってなー。

f:id:yagari:20210908232112p:plain
きれいにするぞー