新生児糖尿病日誌

新生児糖尿病(+ ダウン症)の育児記録です。

検査・診断・治療については、必ず医師に相談してください。

インスリン希釈手順がさらに面倒になったよ!

イエーイ。新生児糖尿病はそんなんばっかですね! なんだかちょっと疲れてきたね…。

離乳食増加 → リザーバーのインスリンが2日持たない…

前回のとおり、離乳食をガッツリ増やしています。

そうなると問題になるのが リザーバーのインスリン量 です。単純に食う糖質が増え、ボーラス量も増え、結果的に 2日に1回の交換ペースでは間に合わなくなります。微妙に、ほんと微妙に足りないんだコレが…。これでは穿刺回数も増えて、患者のQoLが下がる。親の負担もかなり増える。つかそもそも、インスリンの余裕がなくなるのは怖い。インスリンがなければSAPではなくCGMでしかないんですよね。これはイケてない。

希釈率変えずにリザーバーをフル充填したい

今んところは リザーバータンク 3ml中2ml 充填してるんですよね。これを 3mlマックス にしたい。そうすれば面倒増やさなくても行けると踏む。ただし、今使ってるシリンジが 2.5ml なので、3mlを錬成するのは無理。変更してもらう必要があるだろう。

よっしゃ、5mlあるな。

  • 5mlシリンジに生食2.7ml
  • 1mlシリンジにフィアスプ0.3ml
  • いつも通りデカいシリンジにマージ

理屈上はいけるやん!

まずは医師・看護師に相談!

んで。
病院に「かくかくしかじかで…」と電話で確認する…と、OKとのこと! まずは確認・相談してみましょう!! 早速ママさんに新しいシリンジなどの物品を取りに行ってもらって、軽く説明を聞いてきてもらいます。

新しい手技セット

ママさんが帰ってきたら、2.5→5になってるだけじゃなくて注射器が増えてました。草。2.5mlシリンジを5mlにするだけではダメらしい。

ね、疲れるでしょ。

5mlシリンジは0.1mlを計測できない

ということだそうです。確かに0.2ml刻みになってる。

たしかにこれじゃ、0.1ml測れない…

ってことで、5mlシリンジに入れた生食3.0mlのうち0.3mlを、ツベルクリン用の1mlで吸って2.7mlにしないといけないんですね。へーそんなことあんのか…! 先生や看護師さんはそういうの気付くんだね。プロだわ。

ちと難しい

こんな感じで5mlシリンジから0.3mlを吸います。下から上へ!

トリッキーっていうか…うーん。不器用な人は大変かも…。受傷事故には十分留意してくださいね!

5mlのピストンが重い…!

1mlや2.5mlと比べてストロークが結構重いので、コントロールが悪いですね…軽く押すと動かないし、強く押すとバッっと噴き出す…慣れるまでちょっとかかるかな。嫁はんだと、片手で生理食塩水を充填するのが厳しいらしい。

まぁこの辺は、看護師さんに教えてもらったほうがよかったかも…? まぁいいや。

リザーバータンクの底が抜けないように!

Minimed 640Gのリザーバー、最大で3mlになります。なので、空気含めて3ml入れると 底が抜ける可能性があります ! ピストンについてる下段Oリングが外れそうなくらいまで行くと思うので、気をつけたほうがよさそう。

この辺は夫婦でできるようにしておきましょう!

永続型の新生児糖尿病だとインスリン依存状態なので、このような作業は欠かせません。ダンナとヨメ、どっちかがぶっ倒れてもいいように、夫婦どちらか片方で実施できる状況がベターですね。

『Eテレ すくすく子育て』で

そういや、こんなのやってました。

https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2021/851.html

前も書いたけど、入院大変だよね。
新生児糖尿病は、確実に一か月以上の教育入院があると思います。我が家はオレがぶっかましたんでどうにかなりましたが

現実的に厳しいケースが大半…でしょうか。

もし当事者の方は、このような支援先もあったりするので。がんばっていきましょう!