新生児糖尿病日誌

新生児糖尿病(+ ダウン症)の育児記録です。

検査・診断・治療については、必ず医師に相談してください。

インスリン10倍希釈を卒業した

インスリンの希釈が終わりました。やったぜ。

早速、比較画像です。

10倍希釈リザーバ3.0ml態勢

シンプルに!

すげー。家に大量の針やらシリンジやら生食やら、なんか病院みたいでしたからね…。

時短になった

希釈の時は10~15分?くらいかかってましたけど、通常のリザーバー交換手順だと5~10分というところでしょうか。
すごい楽。(所要時間は2歳/ダウン症児/中等度知能障害を対象にした参考値です)

管理が楽

針とかシリンジとか針付きシリンジとかも含め、病院に行くたびに「アレを何個、コレを何個、ソレを何個…」とお願いしないといけない。なので 家で在庫を管理する必要 があります。病院側も支給数は押さえているとは思いますが、ミスによる損失や予定外の交換もあるので、結局は家庭での管理は必須。物品数が減るととても楽になります。えー、とても楽になります!!

医療廃棄物も減る

使用済みの物品は一般ゴミで捨てられないので、廃棄の量も結構かさむと病院に持っていくのも大変…。これが減るのもいいですね。

入院は必要

うちは確か3日くらいだったかなぁ。
体調不良で血糖値が下がらずに受診したところ、たまたま感染症と思われる症状で肝数値が悪化(γ-GTPで600以上だった気が)してたため入院。そのついでに希釈なしに変更した感じです。

640Gの操作は変わらないけど…

操作は変わらないのですが、見た目の数値が変わるので入院中にしっかり確認しておきましょう!

他者への説明も忘れずに

療育や保育に預けている場合、そちらの看護師への説明も忘れずに 行いましょう。親族にお願いしているケースでも同様かなぁ。 自分で説明するのが心配なら、医師看護師、MSWに相談するのが安心なのかな。

乳幼児の希釈に関する参考資料

患者には直接関係ないですけど、希釈事例は昔からあるようですね。

乳幼児期発症の糖尿病患者において インスリン持続皮下注入療法(CSII)とカーボカウント法により良好な経過をとった 3 例
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/50/11/50_11_811/_pdf

乳児では微細なインスリン量の調整のためインスリンを希釈することもあるが,CSII 療法ではこの希釈も 3 日に 1 回で良い.

このへんもポンプの利点ですね! ホントありがたい…。