未だ入院中ですが、そろそろ寝返りいけそうかなー、というところになってまいりました。
退院には以前書いたようなSAP療法への対応を家族がやらなければいけません。とはいえ、何の知識もないのでできるわけもない。そこで、ざっくり以下のような手順で演習していくことになりました。
機器説明とデモ
医師による交換の見学
家族による練習
扱いが安定してきたら退院検討
で、今回の記事は 1 にあたります。メーカー(販社?)の方が病院まで来てくれて、機器の説明や実際の操作、ダミーへの穿刺を教えていただきます。
こんな物々しいハンズオン初めてだわ…。
マニュアル
先ほどの写真のとおり、結構しっかりしたものがいただけまーす。
まぁこれですかね。バージョンが違うかもしれないので、なにが最新か確認するようにしたほうがいいですね。
細かい手順を私が書くとよろしくないので、気になる方はマニュアルを読んでみてください。当事者の方は、医師やベンダーにご確認ください。
CSII とか
インスリンポンプ。
バイアルから薬を吸いだします。お医者さんごっこっていうレベルじゃねぇ。
空気を抜いたら接続。エア抜きと言えば油圧ディスクブレーキとか思い出す。
針が二重になっている。中にインスリンを注入するチューブ(カニューレ)が入っています。
ぶよぶよに刺して練習。
CGM とか
無線の計測ユニットですね。
CSIIとセットで使う。右がCGM充電器+計測機器。黒い部分は充電器なので身に着けません。くっついてる白いヤツが計測とデータ通信を行います。ベンダーの方も看護師さんも「貝殻」と呼んでいました。
これも刺さないといけない。この針の中にセンサーが入っています。皮下にセンサー挿入後、先ほどの「貝殻」に接続すれば交換完了。
エンライトサータ …使えるか?
これ、ホントはエンライトサータという補助器具で挿入します。
しかし次男はまだ乳児のため、今は先生が手で刺しています。私もダミーでやってみましたが、皮膚や脂肪が薄いため斜めに刺す必要があり…これがなかなか難しい。担当医先生でも手こずるレベルらしい…ので、どうにかサータを使ってできないか、検討中だそうです。やはり事例がほとんどないので、ここも手探りで行く感じのようです。お忙しいと思いますが、検証お願いします…!!
技適
無線機器だから、やっぱあのマークがあるんだろうかとふと思う。いや最近、Micro:bit の Bluetooth LE で通信が…とかいろいろ遊んでて、少し興味が出てきている。
やっぱ書いてる。検索っと。
総務省電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
おー、あったあった。メーカーも型式もコイツです。
電波とかよく知らんですが、2.4GHz帯なんですね。無線LAN、Bluetooth、産業/医療機器、電子レンジ…挙げればキリがないくらい、なんにでも使われる帯域です。干渉とか大丈夫なのかな…。まぁ、医療機器は相当テストしてるだろうから問題ないとは思いますが。CSII と CGM の距離もかなり近いしな。
IP28
とあるので、防塵防水性能もあるようです。
次は見学
操作や手順は何となくわかったので、次は実際に担当医先生の見学となります。